2021.12.03
登園の風景
「おはよう!」
元気にあいさつをかわし、ささっと靴を脱いで、
お部屋に向かって歩き出す。みんな今日もはつらつとしてるなあ。
なんて、実はありません。
そうできる子もいれば、できない子もいる。
そうしない子もいるし、行きたくない子もいます。
子どもたちの心は複雑だし、正直です。
だから朝の玄関は、とても大変というか、センシティブな空間です。
でもね、担任の先生が迎えに来てくれたり、お友だちが手をつないでくれたり。
本当は気が重い日でも、なんとか自分の気持ちに折り合いをつけて
朝の一歩を踏み出すのです。
座ったまま、なかなか動けませんが、、
彼らなりのタイミングがあるのです。
おかあさんとの別れ際に泣いてしまったけれど、お友だちが
一緒に歩いてくれました。
「ぼくは行かない!」と、荷物を放り出してしまいました。
でも先生が来てくれたらこの通り。なんだかうれしそう。
まだまだ甘えたいのです。だって僕はまだ4歳なんだもの。